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ペスカドールの釣りブログ


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カヤックの沈について考える 2015年10月29日

これから書くことは、あくまでも私個人的な考えであります。
これが絶対正しいという事は、ありませんので普通に読み流して下さい。
カヤックの安全面を考える中での、一つの考え、ということです。


現在のカヤックフィッシングは足漕ぎカヤックが人気で、進むスピードも速いし、
沖まで行けるし、見かけるといいなぁ~とも思うし、羨ましくもある。
実際に欲しいし。

私のカヤックは3メートル以下の手漕ぎカヤック。
進むスピードはやはり遅い。 
そして長距離を漕ぐと手漕ぎだから、疲れる。

でも利点も結構ある。

まずは軽い。 非力な私でも楽々車のルーフに積載できる。
釣りに行くのにフットワークが軽く、お手軽だ。

あとは、進むのが遅いし、疲れる。ゆえにそうそう沖までは行けない。
行けない分、危険度は低くなると思う。
(岸近くの方が危険度が低くなるわけではないが)

そして何よりも水上での方向転換が素晴らしく速い。小回りが利くのだ。

パドルひとかきで方向が変えられる。
これは非常事態に凄い有利に働くと思う。

非常事態とは、波のことだ。

カヤックが沈する程の波がある時は、海に出ないのは勿論だが、
リーフ周辺でブレイクする小さな波でも突破する際は注意が必要だ。

カヤックで着岸する前に、リーフ周辺でどうしても後ろから波が
来ることがある。
まあ、ブレイクがない場所を探して岸に近づくのは当たり前だが、それが出来ない時。

真後ろから来る小さな波ならほとんど問題はないが、斜め後方から波が来ると
ひっくりかえることが多い。これは小さな波でも簡単にやられる。

小回りが利くカヤックなら波が来る時に、進行方向を瞬時に変えられる。

出来れば、カヤックを使っての波乗りなどを普段から練習して、沈しないように
テクニックを身に付けるのが一番だが、練習なんかするより、釣りに行きたくなって
しまうのはカヤックアングラー達の本音だろう。私もそうだ。
それでも昔、沢山練習した。

ただ、沈してからカヤックに戻る練習は絶対的にやっておかなければならない。
パニックにならない様に。
これからカヤックフィッシングをやる方はまずこれを練習しましょう。
意外にこれをやってない人が結構多いかも。
出来る人は簡単に出来るけど、人によっては何度やっても出来ない。
まずはセルフレスキューを身につけましょう。


さてここで、波が斜め後方、もしくは横から来た時に、もう方向転換が間に合わない
時にはどうすればいいか。

こういう時、有利に働くのがパドルだ。
というか、パドルは必要不可欠だと思う。

足漕ぎのみの場合、スピードがあるので、後ろから迫りくる波より早く進む利点は
あると思う。逃げ切れるだろう。
だが、波に飲まれ始めてしまったら、もうなす術はない。

でもパドルを手にしていれば、ここからでも沈を回避することが可能だ。

例えば、左後ろから波が来た場合、体重を左後ろにかけ、パドルで波を押さえつける。
波が右側から来たら、体重を、波が来る側(この場合右側)にかけ、パドルで波を
押さえつけるのだ。

コツは、波が来る側の、なるべく遠くの、パドルでぎりぎり届くくらいの水面を
押さえつけるようにする。
すると自然に体重はその側にかかり、沈が回避できるのだ。
カヤックごと、波が来る側に傾けるようにする。
波に寄りかかる感じ。
これがブローチング。
ちなみにフラッグを付けたままでブローチングをすると、そのまま波に巻き込まれる
可能性があるようです。


最初は結構勇気がいると思う。だから練習が必要だ。
練習して、出来るようになると、横から来た波で上手く乗り、真横にスライド
していくようにそのまま岸まで帰ることも出来るようになる。

アウトリガーを付ける方法もあると思うが、だんだん装備が多くなり、
お手軽度が減ってくる。

まあ、言いたいことは、安全性を考え、より安全なカヤックへどんどん買い替えたり、
装備などを買い足していくのもいいけど、まずは自分自身のスキル・テクニックを
磨いていくことも大切ではないか、ということ。

まあ、あくまでも私個人的な考えなのだが。

by pescador634 | 2015-10-29 08:59 | 沈について | Comments(2)
Commented by u at 2015-10-29 19:39 x
同感です。

安全のためアウトリガーをつけましょう!とか
足漕ぎ艇のコレコレは安定性があるとか
そういう記述をネットでも見る機会が増えてきましたが
正直、安全意識に欠如した人はどんな装備・艇に乗っても
ダメだと思います。

結局のところ、海上で頼れるのは己自身。
危険なことは、カヤックで沈することだけではないので
海に漕ぎ出す以上は、その意識と
万が一の時に安全に帰還できる技術を持っている必要があると思います。
Commented by pescador634 at 2015-10-29 23:05
> uさん
良かったぁ。この記事書くの、ちょっと迷ったんですよね。ホッとしました。ありがとうございます。
これからも安全にカヤックフィッシングを楽しんでいきましょう!